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グレシャムの法則とアルコホリクス・アノニマス その2

  グレシャムの法則とアルコホリクス・アノニマス その2   Tom P. Jr.    年月が経つにつれて、ストロング AA のアプローチと、ウィーク AA のアプローチ(責任回避的で、プログラムを骨抜きにした、逃避・希釈型)、それぞれの受け止められ方が AA のなかで変わっていった。  初期のころは、ウィークな逃避・希釈型 AA メンバーたちは、彼らの異端なやり方を弁護し、褒めなければならないと感じていたし、さらにはストロング AA たちを、やや厳しすぎて、聖人ぶっていると責めたりもしていた。一方、ストロング AA たちはもっと余裕があり、寛容で、騒ぎ立てたりせず、弁解もしなかった。彼らストロング AA のやり方は、より多くの薬を飲む、つまり、より積極的に回復のために行動するというものだったので、結局、明らかに安全だったのだ。そしてそのやり方とは紛れもなく、ビッグブックに当初から書かれている文章のとおりだったのだ。  しかしながら、ストロングとウィークが併存するというこの状況は、他の様々な異端的な考えややり方も許容するということにつながってしまった。その中で一番声が大きかったのはウィーク AA たちだった。そしてこの人たちはニュー・カマーに最も大きな影響を及ぼすようになった。逃避・希釈型 AA は多勢、主流となった。ストロング AA は、常にではないが多くの場合、つまらなくて古くさいやり方とみなされるようになった。  逃避・希釈型 AA たちはある意味、ビルと最初の 100 人の仲間たちは間違っていると証明した。 12 ステップを紹介する文章の中に、以下の文言がある。「もっとやさしい楽なやり方が見つかるかもしれないと考えた。だが見つからなかった」。これは全てのステップをおこなう必要があることを明確に示している。しかし、逃避・希釈型 AA たちは 全てのステップを実践せず、 そして同時に、 ソーバー(断酒)でいられた のだ。彼らはやさしい楽なやり方を 見つけた のだ。人間の本性からすれば、より簡単で弱いやり方が人気を得て、昔ながらのより厳格なやり方は衰退していくのは、当然のことだった。やらなくてもいいのなら、より大変なやり方をしようなどとは誰も思わない。オートマチック車が 100 ドル安く手に入るのに、わざわざマニュアル車を運転しよ

All Addicts Anonymous: English speaking sharing partner for 12 steps work (sponsor) available

If you are looking for an English speaking AAA member, who can help you work on 12 steps, we can do that. Please email us.

ミーティング時間 土曜日9:00-10:00に変更 

AAA日本語グループの定例ミーティングは、2022年7月30日より、 毎週土曜日午前9:00-10:00に変更になりました。 Zoom ID, パスコードには変更ありません。

Strong AAシリーズ その1. グレシャムの法則とアルコホリクス・アノニマス, 1976年, Tom P. Jr. 全訳

訳者注: 本エッセイの英語原文は、北米AAAウェブサイトで販売しています。したがって本サイトには掲載しません。日本語訳は、北米AAAの許可を得て、翻訳・掲載しています。 ビッグブック第5章の表現がどれほど断定的・指示的であるかを正確に理解するには、ビッグブック英語原文を参照してください。 「悪貨は良貨を駆逐する」というグレシャムの法則は、 12 ステップ・プログラムの実践においても当てはまる。プログラムを弱いやり方で実践する人は、強いやり方で実践する人たちを駆逐することがよくある。   グレシャムの法則とアルコホリクス・アノニマス   トム P. Jr.  1976年   オール・アディクツ・アノミマスでは、ストロング・プログラムを実践している。ミディアム・プログラムをやる余地を完全に排除してはいないが、ウィーク・プログラムの実践は全く受け入れていない。   12 ステップ・プログラムを実践する方法は 3 つある。( 1 ) ストロング :強い、オリジナルのやり方。強力な効果があり、かつ有効性は信頼できることが証明されている。 (2) ミディアム :そこそこのやり方。それほど強くもなく、それほど安全でもなく、それほど確実でもなく、それほど良くもないが、まあまあ効果はある。そして (3) ウィーク :全く効果がないことがわかっており、文字通り異端で、嘘の教え、アルコホリクス・アノニマスの創始者たちが明確に定義したプログラムを歪曲し、堕落させたもの。 私は AA のオールド・タイマーとして、 AA の回復プランである 12 ステップに設計されている簡明さ、実用性、深い思想に今なお畏怖を抱いている。 最近、 AA のある友人が、ステップに体現されている霊的原理を、適切かつ簡潔に、以下のように要約した。 1.        無力であることを認める 2.        ハイヤー・パワーへの信頼 3.        神への完全な服従 4.        道徳的な棚卸し 5.        私たちの過ちの本質をありのままに認める 6.        徹底的な変化へのコミットメント 7.        完全性を求める祈り 8.        過ちを正すことへの徹底的な意欲 9.        機会あるたびに

Strong AA by Tom P. 1986年 全訳

  “ STRONG AA” ストロング AA   トム  P. 1986 年 6 月 19 日の AAA ミーティングにおいて   オール・アディクツ・アノニマスは、アルコホリクス・アノニマスのプログラムをあらゆる依存症に援用したものである。アディクトの生き方は、アルコホリク、薬物依存症者、抑うつ依存者、摂食障害者だろうが、さして変わりはない。実のところ、依存物質や状態の違いで人生が変わることはない。簡潔に言うと、オール・アディクツ・アノニマスはそのように考えているグループである。 しかしながら、 AAA の生き方を実践する方法は、いくつかある。アルコホリクス・アノニマス、ギャンブラーズ・アノニマス、ナルコティクス・アノニマス(薬物)、オーバーイーターズ・アノニマス(過食)などの早期から存在する主要なグループでは、当初から最大限の自由が認められていたばかりでなく、むしろ推奨されていた。自分が好きなようにプログラムを実践したらよいとされてきた。 この自由と同時に、メンバーになるための条件も存在した。もともとは、酒をやめたいという「正直な」願いが条件だったが、後になって、酒をやめたいという願いだけに変更された。条件はそれだけになった。 それはプログラムを成功させるための必要条件ではないことは、よく注意したほうが良い。プログラムで成功するための要件はかなり多い。それらはすべて AA ビッグブックの第 5 章に明記されている。これを私たちのグループは 10 のポイントと呼んでいる。それに4つの絶対を加えると、プログラムで成功するための要件が揃うことになる。 プログラムをどう行うかに関しての自由度の高さは、多少なりとも文明的にふるまえる人であれば、ほとんどの人が参加できるという敷居の低さのメリットがあった。同時に、「成功するためには、このプログラムをどのように実行すればよいのか」について、自分で決定するという余地を各自に与えてしまった。 私の場合、この自由さにかこつけて、プログラムの大部分に異論を唱えたために、とんでもない目に遭い、のたうち回り続けた。まずいきなり、神という考え方にぶちあたり、「これは自分には無理だ」と思った。他のAAのメンバーたちは、「興奮するな、気楽にやれ。心を開いて、自分の道を進めばいいんだ」と言った。

Strong AA 要旨

 Strong AA by Tom P. Jr. Tom P.による"Strong AA"という書き物があり、AAAの最重要文献のひとつです。 その要旨は以下です。 リカバリー・グループにいる3種類の人 Strong AA: 霊的体験をし、目覚め、すべてのステップをBBに示されている通りに全身全霊で実践し続ける人。 Medium AA: ステップの一部だけ、自分の気が向くステップだけを中途半端に実践する人。例えば、ステップ1と12だけ、など。これでもソブラエティ(嗜癖行為をやめる)だけは、達成できる。霊的体験はない。 Weak AA: ステップは実践せず、ミーティングに行く(しかも相当な回数行く)、仲間との交流(フェローシップ)をするだけの人。これでもソブラエティ(嗜癖行為をやめる)だけは、達成できる。霊的体験はない。 AAAは、Strong AAの場所です。また、Strong AAを目指す人のための場所です。 Strong AA以外は、絶対に真の回復はできません。 回復(recovery)することと、嗜癖行為をしないこと(sobriety)は別物です。  AAAが目指すのは、Strong AAの実践によって霊的に目覚め、継続的に生き方を変え続け、人格変容し、社会に貢献する人間となることです。

AAAの歴史

 AAAの起源は1941年に遡ります。 1941年、トムPが、AAに参加し、ビルWがトムPのスポンサーになりました。 しかし、トムは無神論者で、ステップの一部のみ、特にステップ12のみを実践しました。その結果、リラプスし、回復しませんでした。 のちに彼は有神論者になり、すべてのステップを徹底して実践し、堅固な回復を得ました。 トムは、コピーライターとしての能力を活かし、ビッグブック第2版、12&12の編集者として活躍しました。 彼には、アルコール以外の問題も複数あるクロス・アディクトであり、12ステップを、アルコール以外のアディクションに応用する試みを始めました。こうして、AAAの前身となるグループが生まれました。 現在、北米を中心に、世界各地にAAAグループができています。 https://alladdictsanonymous.org/

なぜ4つの絶対なのか?

              なぜ四つの絶対なのか? Why the Four Absolutes? Tom P. … この懐疑主義者は、( AA 初期にあった)元の原理が、どれも時代遅れに色褪せてはいない事実にやっとたどり着いた。「四つの絶対」は、その当時いつもあったままに今もある、( AA12 ステップ)プログラムの基礎なのだ。自由、喜び、平和へ至る、最短かつ確実な道なのである。   私はオール・アディクツ・アノニマスのメンバーだ。何年か前に、アルコホーリクス・アノニマスで、アルコールからの回復を見いだした。私に伝えられた回復プログラムは「 12 のステップ」だった。これらは、私の人生を、病的な飲酒、利己主義、堕落の道から、精神性、奉仕、喜びの道へと変えた原則であった。 AA ミーティングに参加してから数ヶ月後、あるミーティングで「四つの絶対」という言葉を耳にした。その人の話によると、 AA の初期の頃は、この「絶対( Absolute )」が大きな意味を持っていたそうだ。「なるほど、そうかもしれない」と思った。しかし最初に触れたときは、特に印象には残らなかった。 「 12 ステップ」は、明確な行動指針であり、(一連の)やるべきことだ。しかし、「四つの絶対」は捉えどころがなく、生き方への適用も難しいように思えた。誠実正直、清廉純潔、無欲無私、そして愛・忠誠という資質は確かに良いものであり、努力すべきものだ。が、漠然とした良い意図を実行していくやり方は思い浮かばなかった。だいいち「絶対」という修飾語は不可解だった。これはどういう意味なのか。絶対的に誠実で、純粋で、無欲で、愛に満ちた人間になろうとすること?それとも、これらすべてにおいて完璧になったと主張することなのだろうか?もし後者であれば、私にはその気がなかった。しかし前者であっても、それが「宗教上の希望」や「実現できない夢」以上のものになるとは思えなかった。 しかし、その男は、 AA の草創期において、「四つの絶対」は AA での回復のプラットフォーム(基盤)をなしていたと言った。意識して自分の生き方に適用しようとするほどの興味はなかったが、その歴史を少し調べてみる程度は興味がわいた。調べてみると、 AA が「四つの絶対」を考案したのではなく、 1935 年に AA が誕生した際、福音

ミーティング参加にあたってのお願い

毎週土曜日午前9:00-10:00、Zoomでオンライン・ミーティングをおこなっています。 参加を希望する方は、以下の参加にあたってのお願いを確認・同意の上、メールにて、Zoom IDとパスコードを問い合わせてください。 メールアドレス alladdictsanonymousjpn@gmail.com 参加にあたってのお願い AAAでは、12のすべてのステップを、真摯に徹底しておこないます。回復するためなら何でもする、つまり「4つの絶対」を原理として受け入れ、「12ステップ」を、「10のポイント」にしたがって、徹底して実践することを推奨します。 真摯に徹底してステップをおこない、回復するために、AAAでは以下のことを推奨しています。 ・12ステップをまだご存じのない新しい方は、参加後すぐにステップを始めることをお勧めします。ただし、強制はしません。 ・お顔をだしての参加。自己紹介、自分の問題を正直に話すことを推奨します。正直になることが回復のために最低限必要な条件だからです。「4つの絶対」の一番最初に「絶対の正直」があるのは、このためです。正直にならなければ、回復は絶対に始まりません。 ・聴くだけ参加は推奨しません。 ・メンバーは、アノニマス・ネームで参加しますが、アノニマス・ネームは、偽名やニックネームではありません。偽名・ニックネームの使用は推奨しません。一般的には、本名の下の名前を使います。 ・マルチタスク(他のことをしながら)のミーティング参加はお控えください。喫煙、食べながら、寝ながら、移動しながら、仕事しながらなど、他のことをしながらの参加は、控えてください。 ・遅刻しての参加はお控えください。途中退出が必要になる場合は、最初から不参加としてください。 ・司会や会計などの役割を担うのは、自分を「回復したアディクト(recovered addict)」と自認できる方です。 ・AAAのメンバーとして12ステップのシェアリング・パートナー(スポンサー)をおこなうのは、「回復したアディクト」を自認するメンバーです。 ・会費や謝金はありません。ミーティングを続けていくために、Zoomライセンスの経費がかかります。これを献金でまかなっています。献金の額や回数に関する決まりはありませんが、ご自分の状況と良心にしたがって献金してください。 ・ビジネス・ミーティングで投票

10のポイント

  10 のポイント  The Ten Points 10のポイントは、12ステップを実践するための霊的なインスピレーションとガイダンスであり、AA初期の100人のメンバーがつくったものです。これら当初のコミットメントは、初期のメンバーたちの献身、知恵、試行錯誤の経験のなかで、AAビッグブック「どうやればうまくいくのか」の章として結実したもので、彼らが残してくれた霊的な財産です。アディクトがプログラムに中途半端にコミットメントしているならば、真の自由を手身入れる霊的目覚めのレベルに到達するのに必要な決定的な変化は得られません。しかし、10のポイントを厳しく完全におこなうなら誰でも、存在の新たな次元へと打ち上げられるのです。 私たちは、AAビッグブックが提案することを、真摯に責任をもって実践しようとすることで、回復と霊的目覚めへとコミットします。以下がその提案です。 1.     この簡単なプログラムに自分を完全にゆだねる 2.     厳しい正直さを実践する 3.     回復するためには何でもするという気持ちになる 4.     原理の実践は、恐れずに、徹底する 5.     やさしい楽なやり方はないと 認識する 6.     私たちの古い考えにしがみつくのをやめる 7.     中途半端ではどこにも行き着けなかったと認める 8.     思い切って神に保護と配慮を願う 9.     霊的な路線に沿って成長したいと願う 10. オール・アディクツ・アノニマスの 経験で有効だと証明された、以下の考え方を受け入れる : (a) 自分の人生が手に負えなくなった (b)おそらくどのような人間の力も、あなたを正気に戻すことはできない (c)神にはそれができ、求めるならばそうしてもらえる                                                   アルコホリクス ・アノニマス 第5章 pp.84-87

4つの絶対

  4 つの絶 対  The Four Absolutes 4つの絶対はオール・アディクツ・アノニマスの道徳・倫理の規範で、その有効性は長年の実践で証明されています。オックスフォード・グループでもともと使われており、アルコホリクス・アノニマスの初期においても使われていました。これは生きるための原理であり、すべての時代のあらゆる文明において、道徳的・霊的生活の基礎として、何らかのかたちで使われています。4つの絶対は、知恵、霊的ノウハウ、生きるスキル、働くスキルを与えてくれます。周りの人々、あらゆる生き物、そして神と、健全に楽しく関わる方法を教えてくれます。また、アディクションのもとである病的な願望ではなく、何が真実で正しく善いことかを認識し従う方法を教えてくれます。4つの絶対は完全に達成できるということではなく、日々のおこないの目標です。4つの絶対を忠実にゴールとして堅持することによってのみ、行動・人格・良心が決定的に変容するのです。 絶 対 の 正直 嘘をつかない、だまさない、盗まない 絶 対の 純潔 心の純潔、身の純潔、純情、純心、性的純潔 絶対の無私 すべての場面において、自分が何をしたいかではなく、正義と真実を追究する 絶 対 の愛 心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして、神を愛し、隣人を自分自身のように愛する

12のステップ

                 12 の ステップ 12ステップは、霊的行動指針、霊的目覚めのためにやるべきことであり、意識的な神との交わりへと導くものです。その特徴は、特殊な技術や訓練を必要としないことです。どんな精神的、情緒的、霊的障がいがある人にでも有効なのです。もしアディクトが必死で解決方法を探していて、12ステップ以外に何も見つからないなら、その人は回復の可能性が非常に高いと言えます。ステップのシンプルな表現を侮ってはいけません。ステップのおかげで、何百万人ものアディクトたちが、自由な人間として生きることができるようになったのです。 1.     私たちは アディクション に 対 し無力であり、思い通りに生きていけなくなっていたことを認めた 。   2.     自分を超えた大きな力が、私たちを健康な心に戻してくれると信じるようになった。 3.     私たちの意志と生き方を、自分なりに理解した神の配慮にゆだねる決心をした。 4.     恐れずに、徹底して、自分自身の棚卸しを行ない、それを表に作った。 5.     神に対し、自分に対し、そしてもう一人の人に対して、自分の過ちの本質をありのままに認めた。 6.     こうした性格上の欠点全部を、神に取り除いてもらう準備がすべて整った。 7.     私たちの短所を取り除いて下さいと、謙虚に神に求めた。 8.     私たちが傷つけたすべての人の表を作り、その人たち全員に進んで埋め合わせをしようとする気持ちになった。 9.     その人たちやほかの人を傷つけない限り、機会あるたびに、その人たちに直接埋め合わせをした。 10. 自分自身の棚卸しを続け、間違ったときは直ちにそれを認めた。 11. 祈りと黙想を通して、自分なりに理解した神との意識的な触れ合いを深め、神の意志を知ることと、それを実践する力だけを求めた。 12.    これらのステップを経た結果、私たちは霊的に目覚め、このメッセージを アディクトたち に伝え、そして私たちのすべてのことにこの原理を実行しようと努力した。

オール・アディクツ・アノニマスとは何か

オール・アディクツ・アノニマスは、非専門家、当事者による互助、神中心、真実中心のフェローシップです。アルコホリクス・アノニマス(AA)の当初のプログラムは、あらゆる依存症者に効果的に使えるものであり、AAAはその方法を持っています。私たちは、どのアノニマス・フェローシップのメンバーも歓迎します。自分がアディクトであり、AAAの生き方の全部を受け入れる方なら、どなたでも歓迎します。 AAAでは、アディクションという霊的病を、常に移動し続ける的(まと)のようなものと理解します。つまり、私たちのプライマリー・アディクションのみに回復の原理を適用しようとするのは、回復の手始めにすぎません。私たちの経験では、プライマリー・アディクションからの解放を得るために必要な癒しの力は、私たちの生活のあらゆる場面で使うことができます。そしてとりわけ、ぷらいの陰に隠れながらも暴発する性格の欠点に対して有効です。 オール・アディクツ・アノニマス・プログラムは、依存症からの回復に有効な手段であることが証明されています。癒しの力は、依存症からの回復以上のものを与えてくれます。 AAAの経験では、どんな種類の依存症であっても、あなたが「4つの絶対」、「12のステップ」、「10のポイント」を生き方としてとりいれ、回復するためなら何でもするのであれば、霊的な目覚め、正気、心の平和、喜びを手に入れることができます。 依存症とは例えば、アルコール依存、薬物依存、性依存、ポルノ依存、強迫的マスターベーション、ギャンブル依存、ニコチン依存、買い物依存、うつ、躁鬱、不安症、対人恐怖、ひきこもり、脅迫的虚言癖、クレプトマニア、過食や拒食の摂食障害、ゲーム依存、インターネット依存などです。